ここまで来たら、是非もっと北に行きましょう。

急な坂をぐんぐん登っていくと、どんどん見晴らしがよくなって、神戸の街から海まで見渡せるようになります。そして、ところどころに異人館の屋根や壁が見えますし、本当に普通の町なんだな、と思わせる、生活感に満ちた路地もあります。そんなところを抜けていくと、うろこの家をはじめとする異人館群に着きます。ここに入るには共通券でも２０００円くらいするので毎回は入れませんが、うろこ美術館(LINK)からの眺めは素晴らしいものがあります。もちろん、他の異人館も含めて、収蔵品建物も魅力的ですから、初めて行かれるのならお勧めです。

うろこの家から少し南下して西に向かうと北野天満宮があり、境内からは風見鶏の館の屋根から海が見渡せます。ここに来るまでにわりと距離を歩いていますから、あの急な階段を見るとげんなりしますが、登るだけの価値はあります。そして、さらに西に行くと風見鶏の館(LINK)、萌黄の館(LINK)があります。広場があり、お店も多いので、このあたりで休憩するのもいいかも知れません。ちなみに私は萌黄の館のこじんまりしていて、内部があまり装飾的ではないところが好きです。

駅から風見鶏の館のあたりまで来ると、私などはすごく疲れてしまうのですが、また来たいな、と思うのが不思議です。そしてまた、三ヶ月後くらいに行くことになるのです。