2002年2月に行ったときは、JR郡山から歩いたので城址には最後に訪れました。はっきり言って姫路城のように立派なものではないですし、天守閣もない地味なところです。また写真にある東隅櫓と追手門は昭和後期に復元されたものです。しかしながら、私が行ったときは2回とも梅の時期で、すごく綺麗に咲いていました。桜の木もあったので、3月末から4月には花見で賑わうのかも知れません。また、柳沢文庫や柳沢神社を見ながら城址をゆっくり歩けるコースもあって、散歩には好適であると思います。
冒頭で述べたように、そして掘割の説明の写真(LINK)のまわりの町並みを見てもらえば分かる通り、大和郡山はどちらかといえば普通の町です。神戸・北野のようなスタイリッシュな華やかさはありません。しかし、それは大和郡山が見るべきところのない町である、ということを意味しません。これまでに述べてきたように、見どころはたくさんありますし、洞泉寺町や紺屋町はすごく印象に残っています。実を言うと私は、ばりばりの観光地よりもゆっくりと散歩できて、かつ歩き甲斐があって見ごたえのあるところが好きです。そういう意味では大和郡山は好きな町のひとつです。大きさも歩くにはうってつけですしね。
また機会があれば行きたいな、と思っています。町は行くほどに発見がありますし、このサイトの内容を充実させることにもつながりますから。
|