2002年9月1日(日)

町並みを撮る場合は、やはり広角から標準レンズが使いやすいので、2本ある望遠レンズの出番はほとんどありません。

しかし、持っているものを使わないのはもったいないので、機会があれば使おうとは思っていたのですが、使いにくい上に比較的重くて大きいこともあって、ついつい広角あるいは標準レンズ1本だけで散歩してしまいます。

そういうわけで、今度は望遠レンズだけを持って散歩してみようと考えています。それしか持たなければ、それを使わざるを得ないですから。ただ、初めて行く町をいきなり望遠レンズで撮ると、細部ばかりでどんな町並みがわからなくなってしまうので、何度か行ったことのある町で試してみたいと思います。

そういう視点から今まで行った場所を思い出してみると、神戸あたりは望遠レンズが活躍しやすいんじゃないか、と思います。あるいは、寺内町の虫籠窓や瓦など、興味深いけれど寄れない細部を撮っていくのも面白いかも知れません。

2002年9月2日(月)

9月に入ったというのに、本当に暑いですね。明日、さる友人と天王寺あたりに行こうと思っているのですが、35℃まで上がるらしいです。今日もそれくらいあったみたいで、9月に入って35℃まで上がったのは8年ぶりだそうです。

写真を撮るようになってから天気と気温のことを気にしているので、散歩に行った日の天気と気温についてはわりとよく覚えています。それで去年の9月の写真を見ながら、当時の気温について思い出してみました。

9月8日に神戸に行ったのですが、この日はすごく暑かったことを覚えています。途中自動販売機で500ml入りの水を買って、ほとんど一気に飲み干しましたから。それから、16日に伏見に行ったのですが、この日も暑かったですね。寺田屋のエアコンでひんやりした室内に入ってほっとしたことを記憶しています。それで、やっと涼しくなったのが、當麻寺あたりに行った22日です。この日のその次の日は続けて散歩をしまして、「やはり秋はいいなぁ」としみじみ思いました。

今年はいつになると涼しくなるんでしょうか。できれば15日くらいから涼しいとありがたいのにな。

2002年9月3日(火)

いつだったか公開した、デジカメで撮ったレンズの画像(LINK)ですが、意外と反響があってびっくりしました。反響といっても、当サイトは規模が小さいですから、単に複数の友人から「あんなのが撮れるんだね」というようなことを言われた、という程度ですが。

方法は簡単なことで、デジカメのマクロ機能を使い、余計なものが写ると困るので白いコピー用紙を下に敷き、左右に机用のライトを置いて被写体を照らして撮るだけです。しかし、ミソは撮影後の画像処理にあります。背景を白く飛ばして被写体を浮き上がらせると、上にリンクした画像のようになります。私はだいたいトーンカーブと、明るさとコントラストの調整機能を使います。これらは安いソフトにも付いているので、誰にでも可能だと思います。

まぁ、そんなに多くの人が必要としている技能ではないと思いますが、ネット・オークションで出品するときは写真が綺麗だと売れやすいらしいので、いいかも知れません。

2002年9月4日(水)

今月の12日に村上春樹が新しい小説を出すらしいです(LINK)。タイトルは「海辺のカフカ」で、「ねじまき鳥クロニクル」以来の長編、主人公は15歳の少年だそうです。私は、面白くないとがっかりするので、いきなりハードカヴァーでは買わないことにしています。古本で発見したら買うか、文庫になるまで待ちます。早く読んだからと言って、よりよく理解できるとか、後で読むより面白いとか、そういうこともないですから。

それで思い出したんですが、10月に「風の歌を聴け」について2回目の発表をしないといけないのです。太宰治の作品についてのレポートが完成したので、すごく解放されたような気になっていたのですが、甘かったみたいです。しかも、レポートよりこちらの方が大変なのです。1回目の発表の際に指摘されたことにこたえるべく、いろいろと調べものをしないといけません。

でもまぁ、好きな作家の好きな小説についての調べものなので、そんなに嫌だというわけではありません。嫌なのは資料を探しに暑い中を大学に行かなければならない、という点のみです。

2002年9月5日(木)

今日は妹と難波~心斎橋あたりに行きました。先月の末に妹が眼鏡を作ったのを取りに行ったのです。

Loftや東急ハンズなどで携帯のケースを探したのですが、いいのが全然ありませんでした。ベルトに通して使うタイプのものはわりとたくさんあるのですが、私が探しているバッグに付けて使うタイプのものはほとんどなかったのです。需要がないのかなぁ。

あと、ニコンのフラッグシップ機であるF5(LINK)をビックカメラで触ってみました。ボディのみで1kgを超えるというプロフェッショナル仕様の一眼レフで、コンパクトな一眼レフ好きの私からすれば、最も遠いところにいるカメラなわけですが、触ってみると意外といい感じでした。私が好きなちょっと古いMF一眼レフと同じような「しっかり感」があるのです。操作部分にガタなんて一切ないですし、ボディもがっしりしています。落としても大丈夫じゃないか、というくらいです。

どう考えてもF5のサイズと重さは散歩には向かないので、買うことはないでしょうが、AF一眼レフもやるな、と思いました。

2002年9月6日(金)

メモには更新しないと書いたのですが、ちょっと書くことが出てきたので更新することにしました。

IGGWに富田林寺内町の紹介を1ページぐらいで追加しようと思って、写真を選んでいたのですが、あまりいいのがなくて困りました。どの町でも一度目の写真を後から見ると、魅力的だと思うところを撮っていなかったり、写真はあるもののぱっとしない構図だったりして不満が残ります。

そのためにも気に入ったところに何度も行く意味はあります。2回目になると、ここをこういう感じに撮ろう、という狙いがある程度は定まりますし、それに合わせて持って行くレンズを決定することもできます。

富田林寺内町は意外と面白いところだったので、もう一度散歩してから3ページくらいで紹介にしたいと思います。だから、写真選びは後回しにして、紹介の文章を書きはじめたいと思います。日記以外の自分の文章を書くのは久しぶりですしね。

2002年9月7日(土)

最近、電化製品の修理をよくします。購入してから長く経つと、致命的な故障ではないのに動作しなくなることがあるようです。今日修理した掃除機はプラスティックの持ち手部分が割れたのと、吸い込み口のブラシが回転しなくなったという症状だったのですが、前者は接着剤でつければ問題なくなりましたし、後者も分解してみると基本は外れていないようだったので、徹底的に清掃してやると元に戻りました。また、たまに羽根がまわらなくなるという扇風機も接点をアルコールで拭いてやるだけで問題なく作動しました。

とはいえ、電気的な部分が壊れてしまうと私のような素人には修理できません。少し前にはヴィデオ・デッキを修理したのですが、これも壊れていたのは機械的な部分だけだったので何とかなりましたが、それ以外では不可能です。しかし、心臓部が壊れると、録画できないとか、掃除機であればモーターが回らないといった致命的な症状になるようなので、直りそうなものは自分の手に負える範囲で分解してみるといいかと思います。

この調子で壊れたジャンク品のカメラも修理できないかな、と思っています。電子式シャッターのものは難しいでしょうが、基本部分は機械式のものであれば不可能ではないような気もします。それにコストは1000円以内ですから、一度試して見ようかな。

2002年9月9日(月)

今日は涼しいとは言えないにしても、比較的過ごしやかったですね。窓を開ければ気持ちいい風が入りますし、日差しも真夏のようには厳しくないように思えました。今日の最高気温が何度だったのかは分かりませんが、明日も今日くらいの気温と過ごしやすさならば、ちょっと散歩に行こうと思っています。

6日の日記にも書きましたが、先月21日に撮った富田林寺内町の写真のうち、IGGWで使えるものが意外と少ないのです。理由は明白で、どうせ狭いところだろうと思って、前回は24枚撮りフィルムを1本しか持って行かなかったからです。また、町並み自体に重点を置いて撮ろうと考えていたので、感度の低いフィルムを持って行きました。所期の目的は達成されたのですが、弊害として暗い町屋の内部をほとんど撮ることができていません。

そういうわけなので、再び富田林寺内町に行こうと思います。フィルムはISO400で36枚撮りのものを持って、1/4000秒のシャッターが切れるNew FM2で行こうかな。余裕があればレンズを2本持って、じっくりと散歩したいものです。

2002年9月10日(火)

今日は夕方から初代ガンダムを見ていました。それにしてもガンダムというのは哀しい話です。私がガンダムに興味を持ち出したのは小学生の頃ですが、その頃はモビルスーツ(ガンダムなどのロボットのこと)の恰好よさに惹かれていたのですが、多少は私も成長して、物語の中で語られている戦争についての主張や、主人公たちがおかれている状況をいくらか知るようになると、その恰好よさは哀しさを際立たせているだけのように思えてきます。

特に、「逆襲のシャア」というアムロ・レイとシャア・アズナブルとの最後の闘いを描いた作品は、最後に地球は救われるのに、全然ハッピーエンドじゃない、という奇妙な感触を残します。もうちょっと何とかしようがなかったのか、という気持ちが残るのです。

ただ、その哀しさというのは、おそらく戦争という状況が宿命的にはらんでいる哀しさではないかと思います。そしてまた、戦争とは一面において、濃縮された現実であるからこそ、その中を生き抜く登場人物の姿によって我々は勇気付けられ、感動するのだろうと思います。

2002年9月11日(水)

富田林に行こうと思ったり、今日は奈良に行こうと思ったりしていたのですが、どちらもやめになりました。やはり時期的に、もうちょっと待てば涼しくなるだろう、という気持ちがありますし、結局のところ、そんなに散歩したくない、ということみたいです。

というか、さっさと涼しくなれ、こら、という気持ちです。かねがね思っていることなのですが、私はあまり大阪の気候に合わないみたいです。というより、大阪というのは大都市のわりには、生活しにくい気候のようです。冬は暖かくて夏は涼しい、というような場所はないものでしょうか。そういうところがあれば、仕事の効率も上がりますし、冷暖房もほとんどいらなくなって、経済的にもいいと思うんですが。

来週も30℃くらいある日が続くみたいで、いつになったら秋になるんでしょう。夏も暑い盛りに、今年は例年より早く涼しくなる、というようなことを言った人がいましたが、全くの嘘だということが分かりました。というか、天候の長期予想なんてだいたい当たらないんだから、期待させるようなことを言わないで戴きたい。

何か八つ当たりみたいになりましたね。

2002年9月12日(木)

昨日の夜、同時多発テロの追悼番組を見ていました。消防署の新入署員に密着取材をしていた兄弟のカメラマンが、偶然テロに遭遇し、消防署員とともにWTCのタワーに入って映像を残していた、という話だったのですが、すごく興味深い話でした。テレビであれだけ多くの映像を見てしまうと、全てを見たかのような錯覚に陥ってしまいますが、実はごく一部でしかないことがよく分かります。それにショッキングな映像は放映されませんから、実際の惨状は私などには想像もできないものであったのだろう、と思いました。

しかしながら、このテロに関してアメリカが完全なる被害者であるかというと、そうではないでしょう。アメリカはその力ゆえに知らず知らずのうちに他国の文化を傷付けることもあるでしょうし、それを恨んでいる人も多くいると思います。そのことに目を向けず、自国の報復行動に「正義」という欺瞞に満ちたラベルを貼り付けることに賛同することはできません。

今回の同時多発テロというのは、考えれば考えるほどに分からなくなります。

2002年9月13日(金)

最近、この日記の更新を6時前にすることにしています。5時くらいからPCに電源を入れ、お気に入りのサイトを見て回り、メイルをチェックしてから日記を書く、と不思議とすらすらと書けるのです。早く書かないと、という焦りがないからかも知れません。

先日久しぶりにカメラ関連のサイトを巡回していたら、あるサイト(LINK)でちょっと古い距離計カメラの修理方法を紹介した手引き書の配布が再開されていたので、申し込みました。カンパ制で800円分くらいのテレホンカードでも、切手でもいい、ということだったので頼んでみたのです。すごく人気のある冊子らしく、管理者は趣味でやっている人なので、発送に手間取っているのかまだ届きませんが、すごく楽しみにしています。

今日ふと気付いたら、もう9月も半ばです。ちょっと前に9月に入ったばかりだと思っていたのですが、やはり何もせずに過ごすとこういうことになります。週末は涼しいらしいので、何かしたいものです。

2002年9月14日(土)

今日は朝から富田林寺内町に行ってきました。36枚撮りのフィルムを持って行ったのですが、1時間強で撮り終えてしまうほどに見所の多いところです。現像の仕上がりは明日です。いい写真があれば、できるだけ早く文章を書いてIGGWにアップしたいと思っています。大阪のページはひとつもないですから。

あと、IGGWの方に神戸の旧居留地のページを追加しました。友人のライヴで配布するフリーペーパー用として書いた文章があったので、それを流用しました。写真はそんなにいいものではないですが、ある程度のものが4枚あったので、文章も書いてあることだし、昨夜1時間くらいで作ってしまいました。

昨日ここで書いた冊子が届きました。それで、自宅にあった母のキャノネットG3(正しくはローマ数字)17というカメラを早速分解しました。シャッターが落ちないのと、ファインダーが汚い、そしてレンズにカビが生えているというトラブルを抱えているカメラです。シャッターが落ちないのは、いじっていたら直り、ファインダーはクリーナーで拭くとわりと綺麗になりましたが、レンズは分解する方法が分からないのでそのままです。露出計は死んでいるのですが、機械式なので写真は撮れます。役に立つ冊子だなぁ。

2002年9月15日(日)

写真が仕上がりました。飛び抜けていい写真はないですが、富田林寺内町のページは作れそうです。

今日は天王寺に行ってきました。どうせ写真を撮りに行くためにバスで最寄の駅まで行くので、ついでに遊びに行きました。妹を誘うと行く、というので一緒に。それで、妹が欲しがっているデジカメを見たり、いろいろな雑貨を見たりして5時間くらいうろうろしました。それにしても今日は涼しいですね。そのためか、うろうろしてもあまり疲れませんでした。

カメラのキタムラでフジカラーCDを頼むと、現像+CDへの書き込みが普通であるかのような対応をされるのですが、私はプリントこそが本当の写真だと思っているので、CD書き込みはサイトへ画像をアップするためと、一種のバックアップとしてしているだけです。ディジタル化されると便利ではありますが、やはりアルバムに写真を貼り付けて、それを眺めるという行為も、それはそれで楽しいものです。写真を見るときにPCがいらない、というのが一番嬉しい。

2002年9月16日(月)

メモにも書いたように、ちょっと出かけたついでにアルバムを買おうと思っていたのですが、どこにもあまりませんでした。プーさん柄とか、犬柄のものはたくさんあるのに、La Nouveau Noirという私が愛用している黒い台紙のものはどこにもありません。生産中止でもしたのかなぁ。今度見つけたらまとめて購入しようと思います。3冊くらい。

アルバムを探しに併設されている文房具コーナーに寄ろうと本屋さんに入ったら、新しく文庫になった京極夏彦の本を発見し、購入しました。例によって1300ページくらいあるので、今日は徹夜することになりそうです。好きな人の小説は、どれだけ長くても苦になりません。

アルバムの話ですが、生産量はデジカメの影響で落ちているのでしょうか。デジカメでもプリントするということはあるわけで、その写真をアルバムに貼るとしたら、カメラが身近になった分増産している可能性もありますが、デジカメを買うことでアルバムがいらなくなっている可能性もあります。何にしても私が愛用しているアルバムが生産中止でないことを祈ります。

2002年9月17日(火)

昨日は本を読むために徹夜をしようと思ったのですが、朝の7時くらいに眠気に勝てなくなって、知らないうちに寝入ってしまいました。夕方近くに起きたので、まだ読破できていません。

本のタイトルは「絡新婦(じょろうぐも)の理(ことわり)」というもので、京極堂シリーズ第5作目です。ふとしたきっかけでこのシリーズを読むようになったのですが、それ以来文庫が出る度に購入してしまいます。最初に読んだ「姑獲鳥(うぶめ)の夏」を夜を徹して読んだときは、内容があまりに怖くてトイレに行くのにもビクビクしてしまいました。何かこのシリーズには、私の拠って立っているものをぐらぐらと揺すぶる傾向があって、謎解きの面白さと合わせて、ついつい読んでしまうのです。

昨日、100円均一に行くと、旅行のガイドブックがあって購入してしまいました。100円だとバカにしてはいけません。100円にするためか、1冊で扱っている地理的な範囲が狭いので、コンパクトなのが魅力ですし、例えば旧居留地の情報などは他のガイドブックよりもよほど詳しいように思います。

2002年9月18日(水)

昨日の夜の天気予報で、今日は天気もいいし気温も低めだという情報を得たので、以前から一緒に嵐山に行くことになっていた友人に「明日はどうだろう」という連絡をしたら、無理だということでした。それだけ皆忙しい、ということなのかな。私なんてだいたい暇ですけど。そういうわけで、嵐山行きは来週以降になります。

天気はいいので、ひとりで散歩をしようかと思ったのですが、特に行きたいところもなかったのと、朝方まで本を読んだために何となく眠かったのとでやめにしました。それに数日前に散歩したばかりですし。しかし、今日昼を過ぎて起きて外を見ると、すごくよく晴れていました。窓から入る風も涼しく、こんな散歩に適した日はそうそうないので、散歩しに行けばよかったな。

次の散歩は奈良に行こうと思っています。一番有名な東大寺、興福寺あたりは散歩したことがないですし、高畑にある奈良写真美術館にも行きたいですし。それに定期があるので、JRで行けば奈良は意外と安く上がります。やはり、次はここに行きたい、という気持ちがないとダメみたいです。ぱっと決断できないですから。

2002年9月19日(木)

持っているCDや本、写真を撮った日付、場所、使ったカメラ、レンズなど、いろいろとリストにしています。もともとはExcelを使わないのはもったいないな、と思っていたところに、ちょうどCDのリストを作る、というようなPC雑誌の特集を発見して作り始めたのがきっかけなのですが、作ってみると意外と簡単だし、「こういうCDは持ってたかな」というときなどはすごく便利なので、何かリスト・アップできるものがあれば、すぐにリストを作りたくなります。

でも、リストがないと致命的な問題が生じるか、というとそういうこともないように思います。持っている本なんて書棚を見れば分かりますし、CDもそうです。また、写真もアルバムに貼ってある上に、ディジタル化した画像がPC内にあります。要するに、私は単にリストを作るのが好きなのだ、ということです。

そういうわけで今も、今日行ったところとその天気、使ったカメラ、レンズ、フィルムをExcelと手書きでリストにしないといけないな、と思っているところです。

2002年9月20日(金)

アルバムがやっと手に入りました。私が使っているアルバムは4色あって、1色で統一すればよかったものを、ベージュ、赤、青、黒という順で購入し、写真を貼ってしまったので、次も同じ順番で使おうと思っています。ただ、ゆっくり買っているとなくなる可能性が高いと判断して、見当たらなかった黒以外の3冊を一気に購入しました。アルバムだけで4000円なんて、痛い出費です。

明日は高校時代の友人が、大学で芝居の公演をするらしいので行く予定です。私は自分で探して芝居を見に行くほど好きではないですが、かといって嫌いではないので、誘われたりすると行くことにしています。プロのは見たことがないのですが、今までがっかりしたことはありません。

最近、デスクトップPCを使うことが多いのですが、やはりCRTは色がしっかりしていいます。1時間くらいしないと色は安定しませんが、そうなればこっちのもので、やはりIGGWを作るときはデスクトップPCの方が信頼できるな、と思う次第です。

2002年9月21日(土)

友人が静岡で開催したライヴはわりと成功だったみたいです。私も会場で配るフリーペーパーに文章を書いたり、ライヴ告知サイト作成に関する質問に答えたりしたので、成功したというのは大変嬉しいです。

今日は芝居を見に行ったのですが、ライヴにしても、皆で何かを作る、というのは楽しいだろうと思いました。私も高校時代は行事にちょっと噛んだりしたことがあるのですが、あの頃は充実していましたね。私はどちらかというとひとりで何かをする方が好きなタイプなので、そういうものには一種の憧れがあります。

それから、帰りにパトレイバーの劇場版最新作のDVDを買いました。帰宅後すぐに見たのですが、これはパトレイバーである必要はないんじゃないか、というくらいにサスペンスとしてしっかりとした内容でした。ただ、後藤隊長とパトレイバーのファンとしては若干物足りませんでした。そういう意味では、後藤隊長が推理し捜査を裏で進め、パトレイバーが活躍する前作の方が好きです。

2002年9月23日(月)

昨日、さる友人から電話があり、嵐山に行く日と待ち合わせ時間が決定しました。休みの日はこんでいるだろうと思って平日に行くことにしました。この夏休み最後の散歩になると思います。

散歩をするには地図は不可欠なのですが、手持ちのガイドブックの中には嵐山周辺の地図でいいものがありませんでした。そういうわけで、マピオンというサイトから嵐山周辺の地図を15枚くらい探してきて、それを合成して一枚の地図にしました。南は阪急嵐山から、北は仏野念仏寺あたりまでをA4用紙に入れたので、1/13000くらいの縮尺になってしまいましたが、ダラダラと歩くには問題ないでしょう。

あと、IGGWに「富田林寺内町」を追加しました。この夏のうちに2回続けて行ったので、早々にアップすることができました。

でも最近、散歩が好きである、という理由以外のために散歩をしているような傾向があって、ちょっと嫌だな、と思っています。純粋に散歩がしたくて行く、というよりは、そろそろサイトも更新しないといけないし、カメラも使ってやらないと、という感じで散歩しがちなのです。

2002年9月24日(火)

今日は久しぶりに大学に行きました。朝鮮語学概説、という講義を聞きに行ったのです。前々から言っているように、こんなときにしなくてもいいだろう、という日程なのですが、4日で単位が取れるというのは魅力なので、行っているのです。

しかし、気候がよくなってきたので、駅から大学まで歩くのが苦にならなくなりつつあります。春は花粉症で死にそうですし、夏は暑くて倒れそうですし、冬は冬で風が強くて耳が千切れそうになるので、大学まで楽しく歩けるのはこの限られた時期だけです。こう考えると稀少ですね。だからと言って、用もなく行こうとは思いませんが。

それから、すでにお気付きのこととは思いますが、サイトを移転しました。とは言っても、同じサーバ内でディレクトリを変更しただけなのですが、これでやっとトップページとしてのダンス・ステップの存在に光が当たりそうです。

2002年9月26日(木)

昨日は友人と嵐山から嵯峨鳥居本まで行ってきました。晴というわりには雲が多くて、一昨日みたいな青空を期待していた私としては不満でしたが、太陽が遮られていたので、散歩という意味では逆によかったかも知れません。

でも、あのあたりは観光地になりすぎていて、リーズナブルに昼食を食べたいと思う私のようなものにとっては大変不便なところです。豆腐が有名だそうですが、湯豆腐定食1500円、というところには入ろうとも思いません。内容を見たら、湯豆腐とお惣菜とご飯と味噌汁、という感じで、なんで1500円もするのか、私には全然理解できないからです。そういうわけで、お腹減ったな、とは思いつつも、結局は梅田まで帰って食べました。

集中講義の評価は10月末に提出するレポートによる、ということが友人の情報から判明したので、気が楽になりました。明日講義に出て、ヴィデオを見つつレポートの内容に思いを馳せ、いいテーマを思い付いたら図書館に行けばいいですし、思い付かなかったとしても、10月の半ばくらいまでに考えればいいことですから。

2002年9月27日(金)

また、メモの調子が悪いようです。わりといろいろと書いた日に限って、調子が悪くなるというのはどういうことでしょう。こういう状況が続くのならば、何らかのCGIを探して自分で設置するのが一番手っ取り早いような気がします。

先日嵐山に行った折に、さる友人の希望で「京都嵐山オルゴール博物館」に行きました。私は特に興味がなかったのですが、友人が強く希望したので入ってみたのです。すると19世紀の古いものから、現代のオルゴール・メイカーのものまで、しっかりと作られたオルゴールがたくさん並んでいて、機械ものが好きな私にはすごく魅力的な場所でした。また、空いているせいで間近でじっくりと見ることもできました。

それで判明したのは、ちゃんとしたオルゴールと、1000円くらいで売っているそれとは全く違うものである、ということです。第一に音が違います。いいオルゴールの音を聞くと、そうではないものの音は雑音にしか聞こえません。そして第二に機械のできが違います。本当にいいオルゴールは機械自体として魅力的です。

600万円でいいのがあったんですが、セルシオを買うくらいならオルゴールを買うべきだと思いました。

2002年9月28日(土)

最近はラップトップPCの調子が悪いので、デスクトップPCでサイトの更新作業や画像加工をしています。私のデスクトップPCはDELLという直販メイカーのもので、不要なソフトは何ひとつとして入れていませんし、早いHDDを搭載しているので、ラップトップPCよりCPUの性能は劣るものの、体感速度はそんなに変わりません。また以前も書いたように、画像を扱うのならCRTの方がいいように思います。

ただ、困ったことにデスクトップPCではADSLを使えないのです。単にデスクトップPC用の無線LANアンテナが高くて買えなかったからなのですが。だから、ネットをするにはラップトップPCを使わないといけません。デスクトップPCでサイトを更新して、ラップトップPCでサーバにアップする、というのは面倒といえば面倒な話です。

しかし、常時接続環境にいると、特に見たくもないサイトをだらだらと見てしまうことが多いので、スタンドアロンのデスクトップPCの方がじっくりと文章を書いたり、画像処理をしたりできる、というメリットも一方ではあります。

2002年9月29日(日)

江坂の東急ハンズに行ったついでに、近くにあるPCショップに入ってみました。それで昨日書いた、デスクトップPC用の無線LANアンテナを見に行ったら、安い新製品(LINK)が発売されているのを発見しました。安いと言っても9800円なのですが、これならラップトップPC用のPCカードタイプのものと同じ値段なので割高感はありません。以前は1万7000円くらいと割高だったので買わなかったのです。

ネットが使えないPCには、昨日書いたような思わぬメリットもあるわけですが、やはり使えた方が便利ではあるので、金銭的に余裕があれば購入したいと思います。

それから、東急ハンズでネガ・ファイルを買いました。今は同時プリントした写真と一緒に入れられている紙の入れ物のまま防湿庫に入れて保管していますが、かさばる上にあまり綺麗なものではありません。まだ実際に使っていないので、使い勝手は分かりませんが、コンパクトに収まることだけは確かです。

2002年9月30日(月)

大学の授業が本格的にはじまるのが8日らしいので、それまでにもう一度散歩に行きたいと考えています。本格的に秋っぽくなってきましたし、経験上、大学がはじまってすぐは、いろいろとばたばたして散歩できないので、このすきに行っておこう、というわけです。実際にいつ行くかは天気次第なので何とも言えないですが、できれば木曜日か金曜日あたりがいいな。

天気のいい日があれば、神戸あたりに行こうと考えています。7月にも行ったのですが、やはり秋が似合うと思います。それに旧居留地の写真も足りないですしね。久しぶりに28mmレンズを持っていこうかな、と。

昨日購入したネガ・ファイルですが、ネガをコンパクトに収納できる上に、撮影データを記入できるところもあり、芸の細かさがいい感じです。ただ、防湿庫のサイズを確認せずに買ってしまったので、ファイルを斜めにしないと出し入れできないことです。数が増えてくると面倒なことになりそうですが、今まで通りの撮影ペースならばあと3年は問題ないでしょう。