2006年4月4日(火)曇のち雨
3月の末からNHK総合で『コナン・ドイルの事件簿』という番組が5回放映されていました。初回は見逃したものの、以後4回は録画して見ました。骨格はコナン・ドイルが学生時代に師事したドクター・ベルとともに殺人事件を解決していくミステリー。第1話は学生時代で、2話以降は卒業後という設定になっています。ベルは実在の人物で、シャーロック・ホームズのモデルだと言われています。だから、謎を解くのはドイルではなくベルです。
話によって多少の完成度の違いはありましたが、全般的にとても面白いシリーズだと思いました。私がもともと推理もの好きだという事情を差し引いても。DVDが発売されているようなので、第1話はレンタルして見たいものです。
先月の半ばに和歌山で撮影したフィルムを通したままになっています。桜を撮りたいと思うんですが、時間がある日はあまり天気がよくなくて。
2006年4月10日(月)雨
デジカメで撮った写真を久しぶりにキタムラでプリントしてもらおうと思っています。写真の中でプリントしてもいいと思うものは、精々5%弱程度ですね。一度の散歩でだいたい100コマ近く撮って、調子がいいと5コマくらいはいいのがありますが、調子が悪いと2コマしかないこともあります。目が肥えていくのに腕が上がらないので、ヒット率は低下の一途をたどっているような気もします。
結局20コマくらいプリントしてもいい写真がありました。明日にでも出しに行きます。
今日と明日の雨で、桜は散りそうです。今日は雨の桜もいいなあ、と思って見ていたんですけど、ちょうどカメラを持っていなくて鑑賞するだけ。まあ、それでいいと言えないこともないんですが、写真が趣味ですから撮っておきたい気持ちはやはりあります。明日は今日より雨が強いみたいなので、コンディション的に厳しいとは思いますが、試してみるつもりではいます。
最近はデスクトップの壁紙をペンFにしています。オリンパスのサイト(LINK)で配布しているもので、シャッター部の設計図の上にペンFが置いてある写真です。他にも古いカメラの壁紙があるので、気になる方はご覧になってみてください。
2006年4月20日(木)晴時々曇
内田百{閨i門構えに月)の随筆を図書館で借りて読んでいます。講談社文芸文庫から出ている『百{關助M』という、数ある随筆を2冊にまとめたものです。それにしても普通の文庫本サイズなのに1冊1100円もするのはどうかと思います。京極夏彦くらいの分厚さだと納得もできますけど。
興味はあるんだけど、実際に「出会う」まで時間がかかることってわりとあると思います。私にとって内田百{閧ェまさにそうで、名前は中島らものエッセイ等で以前から知っていましたし、面白そうだとは思っていたものの、最近になってやっと読み始めたわけです。
軽い語り口と、ちょっと笑ってしまうような言い回しが楽しくて、ぐいぐいと引き込まれていきます。また、エッセイというよりは幻想的な小説と言った方がいいような奇妙な感覚の作品もあって、略歴を見ると漱石に傾倒して小説も書いているそうです。また同じ時期に漱石に認められて文壇にデビューした芥川との親交もあり、そういう意味でも興味深いエッセイがあります。
先週の初めくらいから、活字を追っていないと落ち着かないくらいに読書に夢中になってしまって、今度は新潮文庫から出ている内田百{閧フ本(比較的安いので助かります)を買うつもりでいます。
2006年4月23日(日)曇時々晴
購入した当初はうるさくて仕方なかったHDDの音にも慣れてきました。そうしたら、今度はCPUファンの音が耳につきます。温度を感知しているらしくて、暖かい日などはちょっと使っただけでファンの音が高まっていくのが分かります。全開までにはならないようですが、真夏になるとどうなるのか不安です。
前回に続いて内田百{闃ヨ連ですが、百{閧ニいう字が環境によっては表示されないようです。「けん」という字は門構えの中に月です。
新潮文庫から出ている『百鬼園随筆』『第一阿房列車』を買いました。先日借りた『百{關助M』と一部重複しているんですけど、まあ仕方ないです。気に入ったものは所有しておきたいと思っていますから。黒澤明の遺作である『まあだだよ』は百{閧フ随筆をベースにした作品だそうで、今度見ようと思います。
私も久しぶりにエッセイを書いてみたいと思うんですけど、テーマが思いつかなくて困ります。
2006年4月26日(水)曇
ソフマップでeo光に加入したのでポイントを1万円分もらいました。LANケーブルやDVD-Rなど必要なものを買いましたが、残り4500ポイント弱あるので何か有効に使いたいと思っています。マウスでも買おうかと店頭でいくつか触ってみたものの、わざわざ買い換える必要性を感じなかったのでやめました。
プリンタのインクだの、DVDメディアだのといった消耗品に使うのが現実的ではあるんですが、やはり本当に欲しいものを買うときに使って得した気分になりたい、という気持ちがあります。
新潮文庫のYonda? CLUBの応募マークが30枚に近くなっていたので、古本で気になるものをいくつか買いました。有名で興味もあるけど読んだことがないものというコンセプトで、坂口安吾『堕落論』、梶井基次郎『檸檬』、そして織田作之助『夫婦善哉』の3冊。まだ読んでいない本が手許にあると充実した気分になります。
応募シールが30枚になった(というか「した」)ので、かねてから欲しいと思っていた「文豪リストウォッチ・太宰治仕様」をもらおうと思います。使うには恥ずかしいですし、おそらく質感も皆無でしょうから完全にコレクション用です。
2006年4月29日(土)曇のち晴
久しぶりにツインを洗車しました。9月に購入してから2度めです。前回は洗剤でざっと洗うだけでしたが、今回は後々のことも考えてワックスがけもすることにしました。ただ、固形のヤツは面倒だし手許になかったので、簡単な液状のものを。室内も掃除機をかけまして、もうピカピカです。こうなると汚すのが嫌で車を使いたくなくなるのが困るところです。
先日ツインに給油したところ、燃費が若干ながら向上していました。ある程度長い距離を同じような速度で走る機会が増えるとよくなるみたいです。といってもついアクセルを深く踏み込んでしまうので、気をつけないといけません。公称値が22km/Lなので、できれば15くらいは出したいと思っています。
『ハウルの動く城』をやっと借りて見ました。旧作になってからにするつもりでしたが、母が見たいというので新作で高いんですけど、借りたわけです。
感想としては、もうちょっと話の建てつけをよくした方がいいと思いました。動機がはっきりしない行動が多すぎます。特に結末部なんて、そんなに簡単にいくならはじめからやっとけよ、と突っ込みたくなりました。画はすごく綺麗だし、設定自体は面白いのにもったいない気がします。