2005年4月2日(土)曇

先日、明石・淡路島を散歩したときのフィルムの現像が仕上がったので、昨日取りに行ってきました。ちょうど車があったので、久しぶりに運転して。花粉症なので外を歩かなくていいのがありがたい。写真のできとしてはまあまあ。わりと暗くて絞り込めない環境だったので思ったところが深度に入っていないコマが多かったのが残念でした。やはりGA645iはISO400くらいのフィルムを使った方がいいみたいです。

抗ヒスタミン剤で抑え込んでいた花粉症の症状が、明石・淡路に行った日くらいから顕在化してきました。それで目薬や点鼻薬を使っているんですけど、根治させる薬ではないので薬が切れると鼻詰まりがひどくなります。しかも、寝ている間に口で呼吸しているせいか、母の風邪がうつったのか、ここ2、3日は喉まで痛くなってきて、咳止めのチュアブルまで舐める始末。薬漬けになっていくようで怖い。

2005年4月3日(日)曇時々雨

母の実家に行ってきました。うちでは毎年、正月、4月、夏休み中の計3回母の兄弟が実家に集まることになっています。特に何をするでもなく、集まっていろいろと近況を話したりしながら、みんなで外食をする、というコースです。

だいたい、近くの中華料理屋か鮨屋に行くんですけど、これがおいしい。母の実家というのは観光地でもなく繁華街でもありませんから、お店に食べに来るのはそのあたりに住んでいる人だけなわけです。中島らもがどこかで書いていたと思うんですけど、そういう土地柄、まずいと一度来たきり、誰も来なくなって淘汰される。観光地などは立地さえよければまずくても、間違って入る人が多くいますけど、そういうことがない。

今回はお鮨でした。全体がほどよく小さくて、しゃりもふっくらと握ってあって、高級ではもちろんないんですけど、おいしいんですよね。回転ずしは鮨自体も雰囲気も冷め切っていますが、そうじゃなくて。家族連れが多いのでわりと騒がしいんですけど、それがまたいい。住むならこんな町がいいなあ、と思った次第です。私の家のあたりは観光地でも繁華街でもないばかりでなく、田舎すぎて飲食店がほとんどないもので。

2005年4月4日(月)晴

先日、ふとブックオフに立ち寄ったら、前々から探していたTV版「機動戦士ガンダム」の全43話を解説した本があったので、迷わず購入しました。AF一眼レフが充実してきた時代のカメラ雑誌もあって、わりと面白そうだったんですが、買わずじまい。その時代のカメラに詳しくないので、資料としてあってもいいかと思ったんですけど、詳しくなってカメラが欲しくなると困るので。

ブックオフのジャズCDの値段のつけ方はちょっとあんまりだと思います。だいたい1800~2000円が新品の相場ですが、中古なのに1500円より安いものがない。私の金銭感覚で言うと、中古は半額くらいじゃないと買う気がしません。わりとマニアックなものがあったりするんですけど、まあいいか、ということになってしまいます。

前も定価2300円の前から欲しいと思っていたCDが1600円であったので買ったら、実は安い仕様で再発されていて新品が1500円で買えた、ということもありましたし。

2005年4月5日(火)晴

近畿地方の桜も見ごろのようです。以前は「毎年、桜、桜とか騒ぎやがって、桜なんてどこがいいんだ」というようなひねくれた考えを持っていましたが、世間に対する反感を抜きにして、ひとりの写真好きとして見ると、桜のある町並みというのは魅力的ですね。桜そのものを撮るとなると、あの淡い色合いをどうやって出すか、とか、背景をいかにして処理するか、といった問題が出てきますけど、古い町並みに満開の桜の木、という色合いのコントラストはやっぱり綺麗で、ついついカメラを向けてしまうことになります。

記憶をたどってみると、花見をしたことがないんですよね。うちの家族は全員そういうのに興味がないからかもしれないし、もしかしたら小さいころにはしたことがあるのにもかかわらず忘れているのかも知れません。でも、昼間っからみんなでお酒を飲んで騒ぐなんて、楽しそうだな、と思うんですけど、どうなんでしょう。

夏になるとビルの屋上がビアホールになったりしますけど、春には大阪城公園で大阪市あたりが財政改善のために、花見向けの屋外居酒屋でも開業したら面白そうですね。いい場所の予約は有料にしたりして。儲かるんじゃないかなあ。もしそうなれば、ぜひ私も行きたい。

2005年4月6日(水)晴のち曇

ガンダムにしてもパトレイバーにしても、何だかんだと言ったところで、要はロボット・アニメ(漫画)だよな、と思います。これはそういうジャンルを莫迦にして言っているわけじゃなくて、だから人気があるんだろうし、私も好きなんだ、ということです。

様々なリアルな人間模様を描くにしても、設定が擬似的な現実感を生みだすにしても、最終的には感情を移入できる登場人物たちの手によってロボットが操作され、事態が進展してすっきりするという定石を踏み外さないところに、面白さがあるわけです。

私が何を言いたいかというと、パトレイバーの劇場版第3作である「WXIII PATLABOR THE MOVIE 3」は、ロボット・アニメではないし、その意味においてわざわざパトレイバーの世界を舞台にしなくていいんじゃないか、ということです。一応、パトレイバーの原作にある話をベースにして、ということなんですけど、あんなに長い作品にするほどの内容がないと私は思います。

2005年4月7日(木)雨のち曇

今日は朝から車に妹と自転車を乗せて、近くの駅まで送ってきました。通勤時間帯より遅く道路はすごく空いていて快適でした。それにしても、ヴィッツでも後部座席を倒せば折り畳み式じゃない普通の自転車が入るなんて、ちょっとびっくりしました。

妹が友人から聞いた話によると、フィットは自転車を立てたまま入れられるそうです。あの車は後部座席を倒すと荷室がフラットになる上に、床が低く、さらにはボディがヴィッツより長いですからね。そのせいで後部座席のクッションは悪いですけど、ふたり+荷物という使い方が多い人にはいいのかも知れません。

大阪の花見は明日までにした方がいい、と気象予報士の人が言っていました。撮りに行きたいんですけど、ちょっといろいろとしないといけないことがあるので、わざわざ行くのは難しそうです。通り道にあるといいんだけどなあ。

2005年4月8日(金)晴

日本時間の明日早朝に南太平洋で日食があるそうです。尾辻克彦(赤瀬川原平)の「日食」を読んで以来、一度は実際にこの目で見たいと思っているんですが、今回はネットで中継するそうです。午前5時くらいなので見られるか分かりませんが。

月食は中学生のときにクラブの活動の一環として何度か見たことがあります。皆既月食は一度だけだったように記憶しています。天文関係って面白いから嫌いではないんですけど、ファンになるほど入れ込んだことはないです。天体望遠鏡も欲しいなあ、と漠然と思っている程度で。

日本の平均寿命が世界最長、というニュースを読んでいたら、アンドラ公国も寿命が長いという記述がありました。

どんな国かとちょっと調べてみたら、スペインとフランスの間、ピレネー山脈の谷間にある国らしいです。人口約7万人、面積は大阪府の1/4ほどしかなく、公用語はカタルーニャ語。一応1993年に独立しているんですが、元首はフランス大統領とスペインのウルヘル司教(ただスペイン政府とは関係のない個人として)という形態をとるようです。非課税なのでおもにヨーロッパから年間1000万人の観光客が訪れる、ということです。

いつかはヨーロッパを旅行したいと思っているので、その際には是非寄ってみたいところです。ネット上の画像を見てもすごくよさそうなところですし。

2005年4月9日(土)晴

>今日は昼から家族で従妹のお見舞いに行ってきました。くるぶしを骨折したそうです。夙川沿いにある病院に入院しているので、ついでに夙川の桜並木でも撮ろうかと思ったんですけど、すごく混雑していたので断念しました。休日の心斎橋筋くらいのこみよう(ローカルな表現で申し訳ない)でびっくりしました。

ちゃんとした桜並木のあるところで、ちょっと気楽に散歩をするというのは無理な話だったようです。残念。

帰りにブックオフによって「エヴァンゲリオン」の第8巻と中島らもの本を3冊購入しました。エヴァンゲリオンについては、近くの新品の本屋さんにも在庫がなかったので、ラッキーでした。

チャイカ2の使い方のページを作ることをすっかり忘れていたことに気付き、昨夜からとりかかりました。画像が10枚ほど必要なので、時間がかかりそうです。まあ、戸惑うのは巻き戻しくらいなんですけど、そこだけを作るというのももったいないので。

2005年4月10日(日)曇のち雨

チャイカ2の操作マニュアル用の画像は撮り終えたので、あとはHTMLを整形して文章を書くだけです。画像は10枚になりました。

NAVIのコンパクト・カー特集を読んでいたら、日産ノートが評価されていました。ただまあ、あの全長とエンジンならよくて当然だよな、とは思います。メルセデスのAクラスもフル・モデルチェンジされて大きくなったようですし、ヴィッツも同じく。

シビックもゴルフも、初代と比較すると違う車だと思えるほどに大型化していますから、コンパクト・カーが大きくなるのはある意味では「正当」な進化なのかも知れませんが、ホンダがフィットを出し、VWがポロやルポを販売しているところを見ると、やはり小さい車に対する需要は少なからずあるんでしょう。

といって、スマートやツインみたいな2シーターは、割り切り方としては恰好いいと思いますが、実使用においては、ユーティリティに難がありますし、高速安定性にも不安があります。街乗りで便利で、燃費がよくて、高速道路もまあまあ走れる、というのがベストじゃないでしょうか。

2005年4月11日(月)雨のち曇

「フィルムを通せば」にチャイカ2の操作マニュアルを追加しました。まあ持っていない人にとっては、全然意味のないページですね。

昨日に続いて車の話ですが、コンパクト・カーは環境のことを考えても、これからもっと売れていいと思います。単位あたりの排気ガス中の汚染物質の量に対するの規制だけじゃなくて、1km走るごとにどれだけの大気汚染物質が出るかを加味した、総合的な規制と税制を考えるべきだと私は思っています。

ヨーロッパでは二酸化炭素排出量が少ないというので、ディーゼルが好まれる傾向にあって、コンパクト・カーからメルセデスSクラスやBMW7シリーズといった高級車まで、ディーゼル・エンジン搭載モデルがラインナップされています。日本はディーゼルを毛嫌いする傾向がありますが、燃料も安いし、ちょっと考えてみたらどうかと思うんですけど、どうなんでしょう。

コンパクト・カーなどの場合は低回転で高いトルクが発揮されて扱いやすいと思うんですけどね。

2005年4月13日(水)曇時々晴

>コンタックス159MMってよさそうだな、と思います。アリアと操作性は似ていて、巻き上げはモーターじゃなく手動、というのがほどよいんじゃないかと思います。いわゆるMMレンズが同時に発売され、プログラムAEを搭載したのが当時のコンタックスとしては目玉だったようですが、今となってはちゃんとシャッターダイヤルと絞りリングでマニュアル露出ができるAE一眼レフとしての価値の方が大きいと、私などは思います。80年代になると液晶ディスプレイとボタンで設定するカメラが多くなってきますからね。

まあ、新しいボディを買うくらいならレンズを買った方がいい、と思いますが、面白そうだなと。

妹がバスと電車では行きにくいところに出かけることが多くなったので、最近、よく車を運転します。毎日運転するようになるとうまくなるんでしょうが、父が通勤に使うのでそれはちょっと無理にしても、週に一度くらいは乗るようにしたいです。

2005年4月14日(木)晴

母と妹が免許を取りに行くことになりそうです。もちろんAT限定で。私は車が好きですし、免許くらいないと、と思って大学に入ってすぐ取ったんですが、妹はあんまり興味がなかったのか取る機会を逸していたのです。母の場合は、まあ年齢的に最後の機会になるだろうし、取っておいて損はないし、妹と一緒なら、と。

もしふたりが免許を取ったら、もう1台車を買うことになると思います。車庫のことを考えると、スマートかツインがベストなんですが、使い勝手はちょっと劣るので、4人乗りの軽自動車かな、とも思います。

そこでちょっと軽自動車を調べてみたんですが、面白い車ってないですね。だいたい全長と全幅は軽自動車の規格いっぱいっぱいになりますし、あとは車高が高いか低いかくらい。デザイン的にも手抜きというか、物欲をくすぐるようなものはありません。しいて言えばスバルのR1ですが、120万円を越えるというのはちょっと高い。ツインなどはまあまあのグレードでも全て込み値引きなしで90万円ちょっとですからね。

2005年4月15日(金)晴

>私はニッケル水素電池をあまり信用していません。使い方が悪いだけかも知れませんが、すぐに容量が低下して充電したての電池を入れたのにすぐに電池残量警告マークが点灯する、という不快な目に何度も遭っています。そのためE950はACアダプターでしか使いませんし、メインに使うデジカメとしてはリチウムイオン電池を使う機種という条件のもので中古を探し、イクシ・ディジタル300aを購入しました。

父は単三型乾電池を使うデジカメを2台持っているんですが、特に2本使うタイプということもあるのか、バッテリには悩まされているようです。そういう経緯があって今日、東芝のギガエナジーというニッケル一次電池を買ってきました。ネットで検索するとリチウム一次電池よりはもたないものの、コスト・パフォーマンスではアドヴァンテージがある、という趣旨の記述がいくつか見られました。

私としても効果は気になるところで、もしよさそうなら、単三型乾電池使用の中古デジカメで気になるものを手に入れようかとも考えています。

2005年4月16日(土)晴

2000年、大学1回生の夏休みに私は免許を取りました。短パンとポロシャツというラフな恰好で、暑い中、土日以外のほとんど毎日教習所に通いました。そのせいで、当時ニューヨークに住んでいた叔父さんが結婚して初めて、奥さんと娘を連れて帰省していたのに、あまり顔を合わせる時間がなく、残念に思ったことを覚えています。叔父とは2年前に会いましたが、叔母さんと従妹にはそれから一度も会っていません。

今日、母と妹は教習所に申込みに行ったようです。入校日は水曜になるらしく、そこから教習が始まるわけで、どうなりますか。私は集中的に通い、ひと月半ほどで卒業できましたが、ふたりとも合間をぬって行くわけで、運転はやはりある程度続けることで体に覚えさせるしかありませんから、効率的には不利です。

夏休みに入ると混雑するので、それまでに卒業できたらいいのになあ、と私は勝手に思っているんですが。

2005年4月17日(日)晴

今日は久しぶりに散歩しました。場所は奈良町。先日火事(放火の疑いが強い)でふとんの資料館も延焼した、というニュースを耳にして以来ずっと気になっていたのです。元興寺の向かいにあり、私は入ったことはなかったものの、どっしりとした立派ないい建物でした。まあ私が行ってもどうしようもないんですけど。

道路に面した部分は残っていましたが、中を見ると大きな柱を残してすっかり焼けてしまっており、未だ、焼けたときのにおいが漂っていました(LINK)

ただ、最近奈良町には新しいお店が増えているようで、昨年の10月以来半年ぶりに訪れたんですが、私が3時間ほど歩いただけでも5店舗は新規に出店していました。またどの店もわりと人が入っていました。上の写真もそのうちのひとつです。

残念ですけど、もう取り返しはつなかないし、できるだけ早く再建されることと、奈良町の繁栄を祈るばかりです。

2005年4月18日(月)晴のち曇

ヴィッツを入れた状態の自宅のガレージを測ってみたら、幅は問題なく(幅だけで言えばマイバッハでも入りますから)て、長さはぎりぎり入れるとして3.3mでした。最近の軽自動車はちょっと入らないようです。1998年以前の旧規格であれば何とか入ります。もちろんスマートやツインなら問題なしですけど。

ツインは前方からの衝突に対してはわりと厳しい基準をクリアしているそうですが、後方はあまりにも短くて、大きな車に追突されたらすぐ乗員に到達しそうな気がします。全長2735mmなので、3000mmくらいにすれば荷室も大きくなるし、安全性も高まり、直進安定性も向上すると思うんですけどね。

ペンEE-3にBW400CNを通してまだひとコマも撮っていないので、近く散歩したいところです。露出はあまり気にせず、バシバシと撮ろうかな。試しに何コマかプリントしてみるのも面白そうですし。普通のラボでできるのがいい。

2005年4月19日(火)晴

>FED2をヤフオクで落札しかけました。5000円くらいならと思っていたものの、どんどん上がったので6900円まで入れてしまいました。でもそれでも落札できず7000円を越えたので、これはダメだと自分の物欲をぐっとおさえて、やめました。結局7200円で落札されたようです。

EOS Kissディジタルは同Nが出たために、中古だとレンズ付きで5万円台になっています。モノとしての魅力はほとんどないと言ってもいいくらいの代物ではありますが、ディジタル一眼レフが5万円となると、ひとつ買っておいてもいいか、という気にならないでもないですね。

ここ数日、ほぼ毎日車を運転していますが、自宅の車庫が一番の難関であることは変わりありません。そのおかげで普通の駐車場に入れるのに苦労しませんが、3回くらい出たり入ったりしてやっと入る、という状態に変化がないんですよね、困ったことに。それに車幅感覚がまだ掴めていなくて、左側の余裕がどれくらいあるのか分からず困ることもあります。これからも練習を積まないといけません。

2005年4月20日(水)雨

300円の切手を同封して、一澤帆布のカタログ(手書きのものをわら半紙にコピーしてある!)を手に入れました。色見本付き。

カメラバッグとしても使えて、かつ日常にも使えるほどよいサイズと容量のものがあればいいな、と思って取り寄せたんですけど、意外に安くて品数もあります。問題は数が多くて選ぶのが大変なのと、鞄のイラストしかないので、実際にどんな感じなのか分からない点です。ネットで検索するといくつかの鞄の画像がアップされていて雰囲気はつかめますが、マイナーなものは無理のようです。

小さいものでは気に入ったバックをすでにいくつか所有しているので、比較的余裕のあるサイズのものにしようかな、と思っています。EOS50E(BP-50付)とズームレンズ、それとハーフのカメラと露出計、あとは必要な小物類を入れてまだ若干のスペースがある、という感じがいいな。

2005年4月21日(木)晴

>前にも書いたような気がしますがEF 20-35mm F3.5-4.5 USMってお買い得だなあ、と思います。28mmの単焦点レンズが欲しいのはやまやまなんですが、USM搭載のものはF1.8と明るいのもあって高いし、安いものはF2.8なのはいいとしてUSMじゃないというのはちょっと寂しい。それに安いとはいえ、ヤフオクでも1万円台半ばから後半ですし。

それに対してEF 20-35mm F3.5-4.5 USMは35mmでF4.5はいささか暗いですが、20mmでF3.5は許せる範囲ですし、もしディジタル一眼を購入したとしても標準ズームとして使いまわせるんじゃないか、という計算も働いて、2万円くらいから半ばなら悪くないよなあ、と思うわけです。

一澤帆布のカタログを飽きもせず眺めているんですが、カタチから始まって生地の色、縁取りの色と目移りして決められません。一度お店に行って、展示されているものを触ってみようかな。

2005年4月22日(金)晴

日曜日にコダクローム64プロで奈良町を撮影したフィルムの現像が仕上がりました。それにしても1250円という現像代は痛いです。

仕上がりは春のちょっと白っぽい空の色を見ると、忠実な誇張のない色再現なのが分かります。トレビ100Cで撮るともっと真っ青になりますから。そのおかげで落ち着いた画面になりますし、シャープネスは高くて私の好みなので、もうちょっと現像の仕上がりが早くて安ければいいのに。ただまあ、最大の問題はスキャンしてもそのよさがディスプレイ上で再現されない、というところです。ライトボックスの上で見るぶんには、すごくいいんですけどね、残念です。

母と妹の教習所通いも本格的に始まりまして、ふたりとも明日初めて教習車に乗るそうです。AT限定なので慣れるのは早いと思います。私はマニュアルで取ったので、最初は半クラッチで苦労しました。左足がつりそうになったりして。

2005年4月24日(日)晴

>先日放映されていた『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ! 夕陽のカスカベボーイズ』を録画して見ました。前作の『栄光のヤキニクロード』は全編ギャグ連発だったのに対して、今回は容易に想像できるストーリー展開でありながら、ちょっとした意外性もあり、最後にはほろりとくるように、かっちりと仕上げられていました。以前にも書きましたが、『クレヨンしんちゃん』の劇場版は完成度が高くて、下手なというよりも、そこそこのハリウッド映画より面白いものが多いのでお勧めです。

それにしてもエンディングのNO PLAN(内村プロデュースという番組のメンバーで作ったバンド)の『○あげよう』は、歌自体はめちゃくちゃ下手なんですけど、映画を見たあとだから、ぐっとくるものがあって、素直に「いい歌だなあ」と思ってしまいました。タイアップの妙。

ちなみに私は『嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』が今まで見た中では一番好きです。しんちゃんの決めのセリフはどう考えても5歳児のそれではないけれど、それを差し引いても。

2005年4月25日(月)晴のち雨

ふと本屋さんに寄ったら(時間が空いていて近くに本屋があればだいたいは寄るんですけど)『ガンダム・ジ・オリジン』の最新巻(9巻)が置いてあったので迷わず購入。現在『ガンダムエース』という月刊誌で連載されており、だいたい4~5ヶ月に一度単行本として発刊されるようです。9巻ではTV版では描かれなかった、ダイクンの暗殺をめぐるシャアとセイラ(正確に言えばキャスバルとアルテイシア)の脱走劇がメインでした。続きを早く読みたいなあ。

JR福知山線での脱線事故は、当初、10時前にニュースで知ったときからは想像もしなかったような大惨事であったようです。一両目がマンションの中に入り込んでしまって外からほとんど見えないなんて。実は10日ほど前に、偶然、私自身大阪から尼崎まで乗っていたこともあって、ひとごとじゃない感じがしています。ちょっとした何かのきっかけで、私があの電車に乗っていたかもしれないわけですから。

いわゆる専門家と言われる人が原因を推測しているんですが、どれもある程度論理的でありながら、意見がばらばらというのが興味深いです。いろいろな要素が重なり合って起きたんでしょうね。

2005年4月26日(火)晴のち雨

>EOS600シリーズ用のフォーカシング・スクリーンを売却しようと思っています。スプリットと方眼を持っているんですが、前者はヤフオクでもわりと高値で売買されています。といっても、3000円とかそれくらいですが。後者は人気がないそうです。まあシフトレンズでも使わない限り、線が邪魔ですからね。どちらも、ビックカメラのデッドストックを定価の2割引くらいで入手したものですから、損はしないと思います。

EOS650にマウント・アダプタを付けて使うには、ピントがはっきりと分かるスプリット入りのスクリーンが便利だろうな、と思っていたんですが、EOS50Eの方が露出に関する操作が楽ですし、マット面でもまあまあピントが分かるので売却してもいいだろう、と。EOS50Eがスクリーン交換式ならベストなんですけどね。EOS5は交換式なのに。

友人が夏に富士山に登るそうです。根性あるなあ。私は中学生のときに登りまして、ひどくしんどかったことを覚えています。当時より確実に体力が落ちているので、今行ったら死にそうになると思います。やはり平地をぶらぶらと散歩するのが一番好きです。その上でカメラがあれば言うことなし。

2005年4月27日(水)晴

Fed2についていろいろと調べていたら、トラブルに関する情報が多くて不安になってきました。まあ、1950年代に製造されて、おそらくは調整なしで使い続けられ(あるいは放置され)てきたカメラでしょうから、多少の不具合があることは覚悟の上なんですけどね。それに返品可能だし、と不安を紛らわせてみるものの、やはり…。

スクリーンはゴールデン・ウィーク明けに出品する予定です。祝日は郵便局が休みで発送に時間がかかりますからね。やはり水曜日くらいまでには落札されるようにして、その週のうちに入金を確認して発送、というのが気分的に楽です。土日を挟むと向こうも待ち遠しいだろうし、こちらも気にかかるので精神衛生によくない。

マニュアル・トランスミッションはやっぱり便利だ、と最近思います。大排気量のATなら別なんでしょうけど、排気量が小さくてCVTというのは加速性に難があります。教習で乗っていたスカイラインのMTは大きな道路に出て、3速で引っ張るとぐいーんと加速して気持ちよかったな。早く4速に入れなさい、とよく言われましたが。

2005年4月28日(木)晴

Fed2が届きました。画像では分かりませんが実際には濃紺です。一般的には青と称されていますが、ぱっと見ると黒に見えて、じっと見ると「ん? これは黒じゃないな」と分かる程度の青さです。

ひと通り動くところは触ってみて、ひと通り掃除して、試しにフィルムを通してみた感じからすると、しっかり作られたカメラだと思います。シリアル番号からして、おそらく1959年製だと思われますが、画像にあるように外装は綺麗です。また操作感もしっかりとしていて、軽すぎたり重過ぎたりすることはないようです。

問題はシャッターで、開かないという症状はないようですし、変化しているようですが、正確であるとは考えにくいので、どれくらいの狂いがあるのかが気になります。

レンズはすごくチープで、ヘリコイドは特に硬くもなく回りますが、スムーズさはありません。ただ、キズはほとんどないようで、クリアさも保たれています。

ファインダーも埃、キズともほとんどありませんが、全体的に視野が暗くフレーミングはしにくいです。ピントはまあまあ合わせやすく狂いもないように見えます。

フード(40.5mm径)を入手して、できれるだけ早く試写をしたいと思っています。

2005年4月29日(金・祝)晴

Fed2の軍艦部です。前期型はバルナック・ライカのようにシンプルな巻き上げノブですが、後期は画像のようなフィルム・インジケーター付きになります。径が大きいので巻き上げやすい。

ただ、問題もあってシャッターボタンがすごく押しにくい。シャッターが巻き上げノブより低い位置にある上に、巻き上げノブに接近しているせいで、人差し指の先を変な角度に曲げないといけないわけです。径が小さいとこれほど押しにくくはないと思うんですけどね、まあ仕方ないです。それにこっちの方が恰好いいとも思いますし。なに、ソフトレリーズを付ければよくなると思います。

あとレンズのリアキャップとボディキャップがないし、昨日書いたようにフードも買う必要がありますから、明日にでもヨドバシに行って、そのついでに試写をするつもりです。

2005年4月30日(土)晴

梅田と天王寺でFed2の試写をしてきました。キタムラに電話して聞いたところ、リバーサルを今日出すと仕上がりは3日だというので、迷わずネガカラーを通しました。

上の画像はピントの精度を確かめたもの。問題ないようです。

シャッター速度のチェックをすべく、速度と絞りを段階的に変化させてみたところ、よく見ると差があると分かる程度で実用的には問題ないと思います。細かいところは絞りで調整すればいいわけですからね。

使う上で最大の問題は、ファインダーのアイポイントが短いせいでアイピースにまぶたをくっつけるようにしないと視野全体が見られないところです。広角レンズと外付けファインダーを買って、ボディのファインダーを距離計として使った方がいいかも知れませんね。一方、美点は巻上げが軽いことと、ピントがわりと合わせやすいこと。

まあEOS50Eの方がよっぽど楽ですけど、カメラ好きとしてはFed2の方を選んでしまうことが多くなるでしょうね。あと全体をコンパクトにすべく沈胴レンズが欲しいです。