2008年12月5日(金)雨のち晴

ASPIRE oneのスタンバイが2時間くらいで勝手に解除されてしまう問題についてサポートに電話をしてみたところ、マウスを外しタッチパッドを無効にして試してみてください、と言われたので、その通りにやってみたら正常にスタンバイ状態のまま保持されました。さすがにタッチパッド無効は使いにくいだろう、と思ってマウスだけ外してスタンバイにしたら、これもまた正常でした。結局、原因はマウスだったようです。

でも、マウスを繋いだ状態でスタンバイにして、マウスを操作してもスタンバイから復帰しない(キーボードを触ると復帰はしますが)し、2時間くらいで、というのもよく分からないところです。そしてまた、少し前まではマウスを繋いだままでも、問題なくスタンバイが使えていたように思います。似たような症状に言及しているブログもありますが、固有の問題としては認識されていないようで、特定の環境にのみ発生する不具合なのかも知れないなあ、と考えているところです。とはいえ、一応の解決策は見つかりましたし、2時間以上スタンバイにしておくことはあまりないので、今のところはこのまま行きます。

会社の先輩がネットブックが欲しいというので、私の知っている情報を提供しました。コンピュータ関連の仕事をしている人すべてがPCに詳しいわけではないんですよね。というか、基本的にはあまり興味のない人の方が多いかも知れません。使えるけど趣味ではない、という感じです。ネットブックの購入に関しては最近はモデルチェンジしたり、価格改定があったりするので、少し静観するという結論に達しました。賢明な選択だと思います。

私はまあPCが趣味のひとつなので、バッテリ駆動時間以外は魅力的だと思っていたASPIRE oneに大容量バッテリが発売された時点で買い時と判断して10月に購入しましたが、ちょっと早かったような気はします。HP(Atom版)やレノボも新規に参入しましたし、ASPIRE oneはHDDが増えて5000円安くなりましたし。

日曜日は天気がよければ、写真を撮りにいきたいところです。折角ディジタル一眼といいレンズを買ったのに、使わないと意味がないですし、この時期は写真的にわりと好きなので。

2008年12月7日(日)晴

昨日は会社から帰宅して晩御飯を食べたら、とても眠くなってしまって、8時半くらいから居間で寝てしまいました。1週間の疲れが溜まっている上に、満腹感とホットカーペットの暖かさがくると、やはり睡魔には敵わないようで、そのまま今日の朝まで。よく寝ました。

早く寝たおかげで、いつもの日曜日なら絶対起きないような時間から活動しだすことができたので、写真を撮りにいくところを探しました。近場で紅葉が綺麗で、自然が多いところ、という条件で探した結果、談山神社に行くことにしました。紅葉まつりの開催期間中ですが、まあ紅葉も終わりに近づいていますし、奈良ですからそんなに混雑していないだろう、ということで。

紅葉はもう終わりかかっているとはいえ、上の写真のように場所によっては残っていました。天気もよかったですし、談山神社はアップダウンがあって構図的にも面白いものが撮れるので、写真的には満足です。

ただ、山なのですごく寒い。たぶん5度なかったと思います。そんなわけで参道に売っていた「くしこんにゃく」を買って食べたり、境内で売られていた「家内安全・厄除祈願の大根だき」(LINK)を食べてみたりしました。どちらもおいしかったです。身も心もほっこりしますね。

神社に行くと、私はだいたいおみくじをひきます。だいたい一番シンプルで安いものをひくのですが、今回はお守り付きで200円というのがあったので、試してみました。結果は大吉。私はなぜだか大吉をひく確立が高いみたいです。大吉じゃなくても中吉とかそのへんです。お守りは茄子の絵柄つきの古い貨幣で、願い事は全部叶うみたいなことが書いてありました。特に信心深いわけではありませんが、人がどうにもできない領域というのは確実にあると考えているので、おみくじでいいのが出るとちょっと嬉しいです。

帰りは夕食がてらに、飛鳥に寄りました。温泉などもある公共施設の中にあるレストランが安くてまあまあおいしいので、そこに。実は談山神社から山を越えたら飛鳥なんですよね。道が開通していないので、ちょっと遠回りしないといけないのが難点ですけどね。

陽も落ちてさらに寒くなった飛鳥を、腹ごなしにちょっと歩きました。この時期の飛鳥には高校時代に深い思い入れがあるので、ちょっと切ないような、でも心が温まるような妙な感覚がありました。

2008年12月21日(日)曇

先週末、マウスの調子が悪いのでアップルストア心斎橋のジーニアス・バーに行ってきました。

アップルのマウスは操作性が独特で、右と左にボタンがあるわけではなくて静電式でどちらのボタンに触れているかを感知しているらしく、左ボタンの位置に指を置いたままで右ボタンの位置をクリックしても、右クリックと判断してくれません。ちゃんと左の指を浮かして操作する必要があります。ワンボタンマウスとして使う人のための配慮らしいですが、はっきり言って慣れが必要です。おかけで右クリックするときには人差し指をボタンから離す、というクセが完全につきました。とくに問題がないのでいいんですけどね。

ただまあMacBookで他のマウスを使うとは思いません。USBポートが左側に2基しかないのでワイヤードマウスは論外ですし、Bluetoothマウスはそもそも少ない上に、MacBookに合うデザインのものってないんじゃないかと思います。

金曜日、土曜日ともに忘年会でした。さすがに2日連続は疲れます。

会社に以前からCDプレイヤーがありまして、誰も使っていないということなので、コンパクトデジカメと交換しました。オンキヨーのC-777(LINK)というモデルです。価格的には入門向けという感じですが、評判はいいみたいですね。今はまだアンプがないのでM3を繋いであります。さすがにiPodを繋ぐよりはずっと音はいい。

このCDプレイヤーを基点として、オーディオを揃えていこうかなあ、と考えているところです。基本的に、スピーカー、アンプ、CDプレイヤーが必要になりますが、CDプレイヤーを買わなくていいとなると、かかるコストはぐっと下がります。単純に計算して2/3になりますからね。私の漠然とした考えでは、まあ各コンポーネントに7万円くらいかけて、20万円強あれば、それなりのオーディオが手に入るだろうなあ、という気持ちでいます。ただ私の場合、20万円というのが問題です。それが今回CDプレイヤーを入手したことで、15万円弱あれば、揃えられることになったわけで、その意味は大きい。

揃えるとしたらスピーカーとアンプを何にするか決めないといけないんですけど、いろいろなメイカーからいろいろな製品が発売されているので、たくさん視聴しないと決めきれないと思います。そして、それと並行して「オーディオ貯金」を始めたいと思います。

来年の夏くらいまでには、何とか決めたいところですね。

2008年12月28日(日)晴

今日は会社の同僚と映画、『地球が静止する日』を見に行ってきました。内容的にははっきり言って面白くないです。主題は分かりますが、ストーリーに起伏がないので、主題がフィジカルに喰い込まないまま終わってしまいます。キアヌ・リーブス演じる主人公の行動の動機が主題を描く上でもっとも重要なはずなのに、それが足りないのではないか、という程度しか描かれていない。そして、その動機はごく個人的なものであるため、「地球」とか「人類」といった言葉を使っているのに対して、スケールが合わない。要するに論外、という感じでした。

先日CDプレイヤーをもらってからオーディオ熱が高まりつつあるので、ちょっとネットで検索していたら、私が使っているCDレシーバーであるCR-D1に単体のCDプレイヤーを繋ぐと音質が改善する、という情報がありました。要するにCR-D1のアンプ機能だけ使い、CD読み取りを単体プレイヤーに任せるという設定にするわけです。アンプとチューナーとCDプレイヤーで定価5万円のシステムですから、そのCDプレイヤーとしての性能が高いわけはありません。もらったC-777は定価7万円ですから、音質が変わることに不思議はありません。

というわけで実際に試してみました。どちらもオンキヨー製だけあって、デザイン的な統一は取れていますが、妙な組み合わせであることは確かです。価格的にとてもアンバランスです。しかし音質は確実によくなりました。音に厚みが出て、艶やかになります。古いジャズの録音が悪いものはとてもわかりにくいですが、60年代の比較的録音がいいもの、最近のポップスなどを聴くと私程度の耳にもはっきりと分かるほどに変わります。

CR-D1と既存のスピーカーの音と、C-777とBOSE M3の音を比較すると、若干前者がよいという程度だったので、手軽に使える後者がメインになりつつありましたが、CR-D1+C-777にすると、それらの方がいいので、M3は今まで通りiPod用として使うことになりそうです。

こうして考えると、アンプを替えるとまた音が劇的に変わるんだろうなあ、という気はします。実際に音の出るスピーカーが一番重要なんだろうと思いますが、CDプレイヤーだけでこれだけの差が出るんですから。

あとCR-D1にはデジタル入力端子があるので、それにも繋いでみましたが、普通のライン接続の方が音はいいように感じます。内部でどういう処理をしているのかは知りませんが、CDプレイヤーから直にデジタル信号を出し、CR-D1のDACに処理させるのではなく、CDプレイヤー側のより高性能なDACを介した方がいいということなのかなあ、と考えています。

何にしても投資なしで音がよくなって嬉しい限りです。

2008年12月30日(火)晴

日曜日に日本橋にあるジョーシン一番館で、いろいろなスピーカーを試聴しました。一番の目的は、以前から気になっていたJBLの4312M IIです。「ジャズにはJBL」というイメージが確立されすぎていて、ちょっと恥ずかしい気もしますが、評価が高いものを敢えて避けるほど天邪鬼ではないので、持参したCDをかけてもらいました。

聴いてみると、軽くて派手な耳に痛い音でした。元気はあるんですけど、いい音で聴きたい、という要求を満たしてくれるものではない、という感じです。まあ、わざわざ買うほどのものでもないなあ、というのが正直な感想です。

4312M IIのブラックが5万円くらいだったので、同価格帯で店員さんにお勧めを訊いてみて、いろいろと再生してくれましたが、どれもぱっとしなかったので無反応でいると、ちょっと大きめで値段は1万円ほど上がるB&Wの685(LINK)を聴かせてくれました。

「キャビネットとウーファーが大きくなると、音も余裕が出る」という店員さんの言葉通り、価格は1万円しか差はないのに、ぐっとクォリティが上がった印象を持ちました。高音から低音まで自然に聞こえて、クリアで、神経質なところがない。嫌な音だなあ、という感じがなく、音楽が自然に聴ける。4312M IIと切り替えながら聴くと、その差は歴然でした。

値札の5万9800円の上に「さらに値引き」と書いてあったので確認すると、5万4000円とのこと。ポイント分値引きしてもらっただけのような気もしますが、定価が9万2400円なので、4割引以上です。というわけで購入しました。2回払いで。

それが今日の11時頃に届きました。日曜日に購入しておいたスピーカーケーブルを使って接続して再生してみると、聴くCDによっては高音が強すぎる気がします。ジャズなどなら大丈夫ですが、女性の高音域のヴォーカルだと、サ行が耳につきます。

とはいえ、今まで使っていた1997年に購入した、アンプ、CDプレイヤー、MDデッキ、チューナーとスピーカーがセットになって7万5000円だったセットコンポのスピーカーとは全然違います。古いスピーカーは3ウェイで、B&Wの685は2ウェイなのですが、後者の方が圧倒的に広い音域を再生できています。一番印象的なのは低音の分厚さでしょう。ウッドベースのソロが、耳を澄ます必要もなくちゃんと聞こえてきます。それでいて私の嫌いな低音を強調した感じにはならず、中音域とのバランスもいい。

スピーカーを試聴させてもらうついでに、アンプを替えて聴かせてもらったところ、驚くほどに音が変わります。最初は5万円弱のDENONのものだったのですが、それをオンキヨーの10万円のものに替えると、スピーカーは同じなのに、ひとまわり豊かな感じになりました。

今使っているのはCDレシーバーなので、どう考えても685の力を発揮させるのには足りません。次は…。